書道部部長・硯村雫は、乱れのない筆運びと後輩への的確な指導で誰もが憧れる完璧な優等生だ。だがその内側には、黒墨という男に触れたあの日から消えない熱がべっとりと張り付いている。罪悪感という鎖に縛られながらも、嫉妬という蜜をすすり続け、彼への執着はどこまでも深く沈んでいく。そんなある日、ポケットのスマホが震えた。『体育倉庫へ』――無視しなければならない。なのに気づけば雫の足は薄暗い廊下を進んでいた。埃の匂いが充満する閉鎖空間、積まれたマットの影に身を潜めると、扉一枚隔てた外から後輩・筆崎エミの無邪気な歓声が響いてくる。体育の授業中だというのに、雫はここで闇に従っている。'私は被害者だったはずだ。なのに、もうすぐ加害者へと堕ちる'――その自覚さえも、黒墨の言葉ひとつで甘美な堕落へと塗り替えられていく。差し込む一筋の光が彼の冷たい横顔だけを白く浮かび上がらせる中、次のターゲットとして名指された生意気な後輩エミの運命は…。
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こんな人におすすめ
普段は偉そうな女の子が快楽に堕ちていく様子が好きな人にハマる。言葉責めや洗脳で徐々に支配されるシチュエーション、プライド高い書道部長や生意気な後輩が雌堕ちしていく過程を楽しみたい人、制服や体操着など学校モノの背徳感が刺さる人におすすめ。
作品の見どころ
媚薬アイテムを使った復讐と支配というテーマは数多いが、本作は書道部という閉じた空間と「墨汁」という小道具の意外性で独自の立ち位置を確立している。前作で高慢な部長を陥落させた主人公が次のターゲットに生意気な後輩を据える構成により、支配の連鎖と段階的な雌堕ちが一冊で二度楽しめる。言葉責めと洗脳が絡み合うことで単なる肉体的制圧にとどまらず、プライドの崩壊過程が丁寧に描かれているのが読みどころだ。







































